れいめい中学校・高等学校

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令和4年度 れいめい中学校・高等学校 自己評価 

本校教職員による学校自己評価 【2023/4/1】








校訓「不屈不撓」の精神を柱に,知育,徳育,体育の均衡のとれた全人教育を行い,生徒の個性及び能力の伸長と調和のとれた人間像をめざし,若い青少年が国際社会の中で日本人としていかにあるべきかということを実践教育を通して体得させ,社会に貢献できる有為な人間を育てる。





創立以来伝承されている,校訓「不屈不撓」と教育方針を再認識しながら,教職員の高揚を図り,知育,徳育,体育の均衡ある全人教育に努めていく。これまでの歴史と伝統を重んじ,少子化社会の中,地域になくてはならない学校として教育活動を展開していく。教職員は研修会などに積極的に参加し,常に資質の向上に心がけ,自らの教育活動が魅力ある学校づくり,地域づくりの基礎となるように励む。





  • 生きる力を養おう
  • ・気づき
  • ・考え
  • ・行動する
※評価方法(4段階評価)
4.達成できている 3.ほぼ達成できている
2.あまり達成できていない 1.まったく達成できていない

1.【学校経営】 全職員が共通の理念に立った学校経営の参画における教育的成果の評価

評価項目 具体項目 目標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1) 学校教育目標 学校教育目標の具現化 学校の実態に即した目標が設定され,教職員間の共通理解のもとに,教育目標の具現化を図る。 建学の精神,中長期的なビジョンを踏まえた目標となっている。 3.1 建学の精神を常に念頭において教育活動がなされている。
前年度の教育課題や生徒の実態を踏まえた適切な重点目標を設定する。 職員間での定期的な情報共有をもとに、生徒の特性に合わせた指導が段階的にできている。
目標達成の度合いを年度途中で評価・確認する機会を設け,その教育活動に生かす。(学習指導・学級経営報告書なども含む。) 目標達成の度合いを年度途中で評価確認し教育活動に生かせている部署もあるが、全体的に意識を高めて行く必要がある。
(2) 学校経営方針 経営方針の明確化とその実践 経営方針が学校内外に明確に示され,教職員間の相互理解と保護者・地域の支持に基づく教育活動を行う。 各教職員が経営方針を意識して教育活動を展開する。 3.0 経営方針は明確にされているが、各職員がそれを意識するよう徹底を図る必要がある。
教育目標や経営方針等を生徒・保護者・地域等に説明したり,広報したりすることに努めている。 学校行事や広報活動を通して説明する義務は果たしているが、教育目標についても広報していく必要がある。
(3) 学年経営 学年目標の具現化 学校目標に沿った学年目標による経営を行う。 学年目標の教員・生徒への浸透を図り,その目標達成のための教育活動を展開する。 3.1 大まかな学年目標はあるが、学科によって実態が異なることもあり、具現化しにくい現状があるため、工夫が求められる。
(4) 学級経営 学級目標の具現化 学校目標及び学年目標に沿った温かい学級づくりを行う。 学校目標や学年目標に沿って,学級の実態に応じた学級目標を設定し,学級経営を行う。 3.5 学級ごとに目標を掲げ、概ね取り組めている。
個別面談を実施し,学級生徒の多面的理解を深める。 三者面談や教育相談で理解を深めようと努めている。

2.【教育活動】 教育活動全般における計画的、組織的な教育的成果の評価

評価項目 具体項目 目標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1)





創意工夫を生かした適切な教育課程の実施 学習指導要領の主旨が生かされた特色ある教育課程を編成する。 多様な生徒の能力・興味・関心・進路に応じた学科・コースを設定し,特色ある教育課程を編成する。 3.3 個々の生徒が目指すものやレベル、興味、関心に合わせた特色ある学科、コースが編成されている。
教育課程の実施に当たって,教育目標の達成状況を定期的に点検する。 個々の生徒が目指すものやレベル、興味、関心に合わせた特色ある学科、コースが編成されている。
(2)


わかる授業の展開と工夫・改善 創意工夫がなされた学習指導を行う。 各教科科目の年間指導計画(シラバス)を作成し,学習目的や学習方法を事前に生徒に説明する。 3.1 年間指導計画の改善が必要な教科もある。
基礎・基本の内容を重点化した指導を行い,基礎学力・基礎技術の習得の徹底を図る。 各教科の担当者が生徒の状況を見極め、必要に応じて基礎学力の習得を図っているが、科による温度差を埋めていく必要がある。
生徒の自主的な学習意欲を喚起するため,導入・発展に工夫した授業を展開し,個別指導も取り入れる。 生徒の学習への興味・関心を高めるような工夫や実践ができているところもあるが、改善の余地もある。
学級の状況などの生徒の実態に応じた指導方法や指導形態を試みるなど,授業の創意・工夫に努める。 生徒の実態に合わせた授業を展開しているが、学力の差が激しく、さらに創意・工夫に務める姿勢が必要である。
教材の精選及び教具の活用 生徒の実態に応じて教材の精選や工夫,教具の活用を行う。 生徒の実態に応じて,教材を精選したり,教育機器等を用いたりして,指導を工夫する。 ICTを活用する場面が少しずつ増えてきたものの、まだ工夫の余地がある。
手作り教材を作成するなどして,学習意欲の喚起に努める。 既存の教材に加え、生徒の理解が進むよう、手作り教材を作成する教員もいるが、機器を利用するに留まる教員もおり、改善の余地がある。
適切な学習評価 教職員の共通理解のもとに適切な評価を行う。 年度当初に担当教師間で評価基準を話し合い,共通理解のもとで評価を行う。 担当教師間で連携が取れている教科もあるが、さらなる共通理解を図っていく必要がある。
観点別評価を踏まえた評価問題の作成を心がけ,知識・理解に偏らないバランスのとれた評価を行う。 教務内規に記載されている内容で評価をしているが、観点別評価に関しては更なる共通理解も必要である。
(3)







ねらいが明確で創意工夫を生かした活動 学習指導要領のねらいを踏まえて,地域や学校の特色を生かした活動を行う。 学校の特性を生かした年間計画に基づき,生徒の問題意識・問題解決能力など「生きる力」の育成に取り組む。 3.1 各科の特徴を生かした指導が図られているが、生徒たちの主体的な姿勢を引き出すには、教員側の更なるスキルアップが必要である。
(4)


ホームルーム活動の充実 学校・学年の教育目標に沿った年間計画により,活発な活動を行う。 年間計画に基づき,事前準備をよく行い,活発なホームルーム活動を実践する。 3.2 年間計画に基づき、各教員が工夫して実践されている。
学校行事の充実 生徒の実態に即した効果的な行事を行い,活動内容を工夫する。 生徒の実態に即した見直しを行い,内容を工夫することにより,効果的な学校行事を実施する。 コロナ禍で縮小・中止となり物足りなさもあった。学校行事を通して、生徒の豊かな情操の育成や社会性の発達につなげていく。
(5)


基本的な生活習慣の確立 生徒理解に基づき,全教職員であいさつ・マナー・礼儀等のきめ細かな生徒指導を行う。 服装,容儀などについて生徒心得を中心に,生徒・保護者に説明したうえで,教職員の共通した指導を行う。 3.5 教員間に温度差があり、その差を埋めることが必要である。
学校生活において,基本的な生活習慣を定着させ,節度ある生活態度の定着を行う。 家庭との連携を図るなど概ね良好ではあるが、挨拶や掃除、正しい言葉使いなど、当たり前のことを当たり前にする習慣をまだまだ意識させていく必要がある。
(6)


進路指導の充実 系統的・計画的な進路指導を行う。 生徒が望ましい勤労観・職業観をもつことができるよう,各学年に応じた系統的指導に努める。 2.9 進路指導部を中心に指導を行っているが、教員の資質に依存している部分もあり、より体系的な指導が望まれる。
進路実現に向け,進路情報の提供,講演会の実施,個人面談等を行う。 各科において、進路について考える機会は十分に設定されていると思われる。
年間計画に基づき,インターンシップを実施し,職業意識の高揚と啓発を図る。 コロナ禍でインターンシップができず、講話などで知識を得るに留まった。
(7)


教育相談の充実 生徒の持つ悩みや困難の解決を援助する。 カウンセリング・マインドを持って生徒に対応する。 3.4 研修等を通じて、積極的にカウンセリングマインドを学ぶ教員が増えてきており、生徒の悩みに対して真摯に向き合っている。
不登校・いじめなど生徒の動向を細かく観察して問題等を的確に把握し,適切に対応する。 職員間での共有もできており、概ね良好である。
(8)



生徒会活動の充実 自主的な生徒会活動を支援する。 生徒会行事に生徒が主体的に参加できるような工夫と呼びかけを行う。 3.1 行事において生徒が中心となり積極的に参加できているが、もう少し改善できる点もあった。
生徒の自発的・自主的な活動を活発に行う。 生徒の自発性・自主性が発揮され,活発な生徒会活動を展開する。 校則など生徒会と一緒になって取り組んだこともあるが、教師主導により生徒の活躍の場を奪わないようにしなければならない。
(9)


読書活動の充 実 読書活動を通して,豊かな人格と落ち着いた生活態度を養う。 図書だよりの発行に努めるとともに,図書室の利用や本の貸し出しの拡大を図る。 2.1 図書の貸し出しができず、図書館が開館されて生徒が自由に使用できる状況ではなかった。蔵書数の確保も課題。
(10)





健康や安全に対する態度の育成 健康・安全な生活を送るための指導を行う。 保健だよりを発行し,心身の健康について,学級担任・分掌等の連携を密にした指導を行う。 3.1 不定期の発行である。内容に関して、全生徒に周知されているか確認していく必要がある。
安全確保について生徒や保護者への啓発を促し,組織的に対応できる危機管理体制を整える。 危機管理マニュアルを作成しているが、保護者への啓発も行っていかなければならない。
ホームルーム指導を通して,交通安全教育や安全衛生教育を徹底する。 随時、実例をもって朝夕のホームルーム活動等で指導がなされているが、自転車通学生や単車通学生の交通違反が報告がなくならないので、より一層指導を徹底していく必要がある。
(11)





人権尊重に対する普遍的価値観の醸成 人権尊重に関するさまざまな課題を認識させ,解決のための実践力を身につけさせる。 体系的な人権・同和教育計画に基づき全生徒に指導し,生徒が人権課題を解決しようとする態度を育成する。 2.8 概ねできているが、教職員がこのことに対してより学んでいく必要があると感じる。高校生対象の「人権教室」が開催も検討していく。
教職員の認識の深化と指導力の向上を図るため,校外研修に参加し,校内における職員研修を行う。 指導力向上のためのスキルアップ研修にはもっと参加して、教員がもっと学んでいく姿勢が求められる。 職員研修を増やすことも検討していく。
(12)

部活動の活性化 部活動への参加を奨励し,活発な活動を行う。 部活動と学習との両立が図れるよう連絡・調整を行う。 3.2 勉強時間の確保が取れるように部活の時間も配慮しているが、連絡・調整の部分では改善できる点もある。
部活動によって,生徒が達成感を持ち,好ましい人間関係づくりや個性の伸長を図るよう支援する。 生徒たちは積極的に部活動に参加している。
部活動において規律や礼儀を学ぶことは出来ているが、もっと周りの見本となる行動をとらなくてはならない。
(13)






ボランティア活動の充実 ボランティア活動を通して,奉仕の心と郷土を愛する心の育成を行う。 ボランティア活動の意義を認め,生徒の参加に積極的に取り組み,活動の活性化を図る。 2.7 国体に向けての活動などには積極的に参加しているが、一部の生徒に留まり、もう少し全体に広げる機会を増やしていく必要がある。
(14)


個を生かす指導の充 実 個に応じた指導の一環として,学習支援,各種資格取得を奨励する。 生徒の意欲的な生き方への支援を積極的に行い,個々の生徒に応じて,学習及び資格取得など適切 な指導助言を行う。 3.4 粘り強く個に応じた指導ができているが、より一層の職員同士の連携を図っていく必要がある。

3.【組織運営】 教育活動の円滑化、教師集団の協働性に関わる教育的成果の評価

評価項目 具体項目 目標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1) 校務分掌 適切な役割分担,組織的な活動と運営 各自の役割分担が明確であり,分担に応じて適切に校務を処理する。 分掌・学年・学科・教科の役割を明確にし,各会議を適切に行う。 3.1 各会議は適切に行われており改善されつつあるが、校務分掌の役割に関して負担が偏る場面もある。
校務分掌の円滑な推進を図るため,各分掌間の相互連携を図る。 相互連携ができていた面はあるが、更なる改善が求められる。
分掌ごとの業務記録,資料保存に努める。 概ね良好ではあるが、LANの活用等まだまだ工夫できる。
各分掌での話し合いの結果を教職員に周知し,共通理解を図って指導に当たる。 Classiを活用して共通理解に努めたが、分掌以外の職員への周知、共通理解について更なる強化が求められる。
(2) 各種委員会 目的に応じた適切な委員会の設置とその運営 目的に沿って適切に委員会を設置し,運営する。 各委員会の設置目的を確認し,その実現に向けて効果的な話し合いを行う。 2.7 積極的な運営がなされていない委員会もあり、設置目的を改めて見直す必要もある。
各委員会での話し合いの結果を教職員に周知し,共通理解を持って,教育活動や学校経営等に生かす。 委員会のメンバーがさまざまな分掌を担っていることもあり、効果的な実現や話し合いが物理的に困難な状況もある。より一層の共通理解を図っていく必要がある。
(3) 校内校外研修 研修体制の確立と実践 計画的・組織的に研究授業等を行う。 校内での教員相互の授業公開などの授業研究を活発に行う。 2.9 授業公開の機会はあったが、業務との兼ね合いがつかない教員もいた。
校外から講師を招き,視野を広げる講演会や研修会を行う。 生徒の講演会は各科で行われていたが、職員の研修の機会が少なかった。
校外の研修会に参加した成果を他の職員に伝達する機会を設ける。 校外での研修を職員会等で報告する機会が設けられ、共有する取り組みが行われている。
(4) 現職教育 教職員の資質向上への取り組み 教育関係の研修に積極的に参加し,視野を広げる。 教育センターや私学協会等で開催される研修会を積極的に活用し,教職員の資質向上を図る。 3.0 研修会に参加することで、情報がアップデートされ、教育にも活かされている。

4.【教育環境】 学校に置かれている条件や環境に関わる教育的成果の評価

評価項目 具体項目 目標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1)





潤いのある生活環境の整備 日々の清掃を充実 させ,美化意識を高める。 日常の清掃活動に全校生徒,全職員で積極的に取り組む。 3.5 日頃の清掃作業に加え、大掃除を全校生徒で行い徹底されている。
日常生活の中で環境美化の意識を高める指導に取り組む。 環境美化係による作業後の点検など、環境美化の意識を高める指導に取り組んでいる。
(2)


設備


活用と安全管理 施設・設備の有効的な活用が図られ,安全点検等の管理を適切に行う。 施設・設備の安全点検や補修を行い,環境整備を図る。 3.5 定期的に点検は行っている。
修理依頼は提出したが、実行されていないところもある。
日常の教育活動や指導は,常に安全を優先して行う。 最優先にしており、概ね良好。
(3)










教育活動全般の情報化 ICTを使った校務処理を適切 行う。 ICTによる校務処理を推進してデータの共有化を図り,効率的な事務業務を行う。 3.1 ICTによる校務処理は進んできているが、事務作業の効率化については、更なる検討が必要。
パソコン上の生徒情報等管理体制を図る。 Classi、LEBER、BLENDと生徒管理をそれぞれのシステムでしなければならず、情報管理が煩雑な状況がある。
ホームページの更新 ホームページを見やすくし,定期的に更新する。 見やすいホームページを作成するとともに,定期的更新を行い,常に新し い学校情報を提供する。 定期的な更新を心掛けて実施できた。改善の余地もあるので、更に見やすく魅力あるホームページにしていくことが求められる。

5.【開かれた学校づくり】

評価項目 具体項目 目標 具体的方策 総合
評価
成果と課題
(1) 保護者との連携 協力体制の確立 生徒に関する情報を相互に交換する。 個々の生徒について,学校と保護者が緊密に連携を保ち,相互に連絡を取り合う。 3.0 学級便りやClassiを活用し、保護者との連携に努めてきたが、更なる連携を図る必要がある。
PTA活動の充実 支援と活性化を積極的に図る。 教職員も積極的にPTA活動に参加し,保護者と協力して活動の活性化に努める。 PTA活動については、さらなる改善が求められる。
(2) 地域や関係機関との連携 協力体制の確立 学校方針や具体的教育活動についての情報を提供する。 県内の各中学校との効果的な情報交換や連携に努める。 3.3 各中学校訪問担当者が情報交換や連携に努めている。
地域からの苦情等に対し,適切に対応できる体制を整備するとともに,改善を速やかに行う。 出来ていた場面とそうでなかった場面がある。地域社会とのつながりを大切に、人のため・社会のために役割を果たせる学校を目指していく。
総 括 3.1