れいめい×IB ~なぜIB教育が必要なの?~

今回は、IB教育の必要性と、れいめいでの中高6年間を通じた生徒の成長についてお話します!
さっそくですが、子どもたちが社会に出て働く約10年後の世界を想像してみてください。
AIの進化により、今後10~20年後、現在ある職業の半数がなくなる可能性があると言われています。そのような社会において必要と言われているのが、AIでは代替できないコミュニケーション能力や複雑な判断力、マニュアルに頼らない柔軟な対応力などです。
ネット社会、AI社会と言われている現在、学校で学んだ知識はスマホやパソコンで簡単に検索できてしまいます。だからこそ、今後の社会で求められるのは、単に知識を覚えることではなく、「正しい情報をどのように得るか」、「得た情報をどのように活用するか」です。
IBではこのような時代に必要な力を育てるための教育プログラムを世界中で提供しています。
IB教育の特徴の一つに「概念型学習」があります。
これまでの学習は、知識を覚え、テストでいい点数を取ることに重きを置き、点数で周りと競い合ってきました。しかしIBでは、覚えた知識や得た情報を実生活でどのように生かすのかを考えその背後にある概念を理解し、応用することを重視しています。(概念については以前スクールライフで紹介していますので、ご参照ください。)


そのためIBでは、点数や成績で他者と比べるのではなく、10の学習者像やATLスキルなどを用いて、自分自身の成長を評価し、深く考え、実行する力を育てます。

れいめいでは、中学校においてIBのMYP中等教育プログラムを導入しています。
近年、大学入学試験において、小論文やプレゼンテーション、面接を重視する総合型選抜が広がっていますが、れいめい中学校のIB教育を通じて、生徒たちはこれらの試験で求められる論理的思考力や表現力、そしてコミュニケーション能力をしっかりと養っていきます。また高校では、一般入試に対応できる学力をつけることによって、個々の生徒が自分の目標へ進むために必要な多様な進路の選択肢を持てるよう、サポートしています。