2014年09月29日

愛媛県松山市愛媛県総合運動公園体育館で行われた全国中学体育大会　体操競技選手権大会の結果を報告します。

女子団体での出場は初で、鹿児島県としても初出場。九州大会の結果をそのまま繋げたかったのだが、その後の練習でエースの碩山が脊髄を負傷し十分な練習ができないまま、試合を迎えることとなった。

公式練習まで様子を見て、碩山と補欠の東條との交替の判断をした。本人は強く出場を望んだが、痛みを我慢し無理をしている様子がうかがえ、今後のことを考えると交替がベストと判断した。この１年の彼女の頑張りや全国大会出場への貢献度を考えると苦渋の決断だったが、お互いに３年生でチーム内で１～２位の練習熱心な二人だったからこそ、お互いの気持ちを理解し頑張ることができたのだと思う。試合はそのような状況もあって一層にまとまり、２年生の瀬戸、西之原、３年生の切手、東條がそれぞれの演技を行い、元気よく、楽しく、笑顔で終えることができた。

最後に、選手たちは全国大会に参加し、レベルの高さを実感し、採点の厳しさを痛感した思う。来年への目標や課題を示してくれたことは試合結果以上の収穫であったに違いない。