れいめい中学校・高等学校

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れいめい中学校でのスクールライフを,たくさんの写真とともにお届けします!

ジェンダーバイアス

本日3、4限目の時間に人権教室が実施されました。
テーマは「身近にひそむジェンダーバイアス」について。

みなさんは、「ジェンダーバイアス」って言葉をご存知ですか?
これは、「男らしさ」「女らしさ」などの男女の役割に関する固定概念や、それに基づく差別・偏見・行動などのことをさした言葉です。

「男は仕事!女は家事!」
「男のくせに泣くな!」
「女の子なんだから、料理ぐらいできないと!」

何気なく言ってしまうこの言葉。
何気なく、そして悪気なく使ってしまうのが、ジェンダーバイアスの恐ろしいところです。

今日は、1年生から3年生までの男女混合のグループで「身近にひそむジェンダーバイアス」について考えました!

答えのない問いに対して、みんなで出した答えは?

生徒の感想①
最近「男女平等」や「ジェンダー」という言葉はよく聞くけれど、こんな身近にたくさんのジェンダーバイアスがひそんでいるとは思っていなかったし、大人の人でも気づいている人は少ないと思いました。だからこそ、みんなに気づいてもらえるような活動は素晴らしいし、動画を作った高校生の勇気に感動しました。また、男女で体の違いがあるのは変えられない事実だし、「平等」にするだけでなく「公平」にしないといけないことが、大変だということが分かりました。まずはたくさんの人が「ジェンダーバイアス」という言葉を知り、今の生活に違和感を感じることが大切だと思います。
生徒の感想②
僕は以前、親と「男だから料理ができないのは違う」という話を家でしていたので、ジェンダーバイアスについて学ぶことができて良かったです。やっぱり「男は〜」「女は〜」という考え方が現代にも色濃く残っていますし、そこは自分たちが少しずつでも無くしていかないといけないです。日本はそういう考え方が根強く残っているから、全員が多様性を認め合えるような考え方をして生きていかないと、共に生きづらいし、全員が公平に生きられるように、ジェンダーバイアスを少しでも減らしてしていけるようにしたい。

「知る」ことから始まる人権教育。
今日の学びから何を思い、そして考え、どのような一歩を踏み出すのでしょうか?

SDGs/ゴール5
ジェンダー平等を実現しよう

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