れいめい中学校・高等学校

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中学3年生 租税教室!

7月16日7限目、中学校3年生を対象に租税教室が実施されました。

講師は税理士の田之畑龍一先生です。講義の内容は「税金の種類と分類」「税金の意義と役割」「日本の財政」についてです。生徒は「税」について楽しく学んで考えている様子が見られました。

まず、各班に分かれて税金集めゲームをしました。Aの国(250万)・Bの国(50万)・Cの国(700万)が300万の公共施設をつくるとき、いくらずつ出せばよいのでしょうか。「Cの国が多くお金を持っているからCが全額負担すればいい」「3割負担にすればよい」といった様々な意見が出ました。このゲームを通して税における「平等」と「公平」について学ぶことができ、「均等に100万ずつ払うことが公平とは限らない」「所得税のようにたくさんお金を稼いだ人が高い割合で納めることが公平である」など、いろいろな考えが生まれました。

講義の内容で生徒の反応が特に大きかったものを3つ紹介します。

1つ目は、税金には約50種類あり、また外国ならではの税金(アメリカのポテトチップス税など)があること。

2つ目はさまざまな公共施設・公共サービスに税が使われていること。

3つ目は「借金時計」より日本の借金が今も増え続けていることです。税金について、とても深く知ることができる貴重な時間となりました。

最後に、国民の三大義務のひとつに「納税の義務」があります。もし税金を納めなかった場合、ペナルティが課されるおそれがあります。今回の租税教室を通して、生徒一人一人が、税金に対する考えを今後の生活に活かしてもらえたらと思います。

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