
中学1年生 SA「家庭内の困りごとを解決しよう!」
2024年9月13日
中学1年生のSA(Service as Action:行動としての奉仕)では、「家庭内の困りごとを解決しよう!」というテーマで1学期間実践してきました。
生徒は「家庭内の困りごとを解決」と聞いて「皿洗いとか洗濯物をたたむとかかな?」「手伝いをすれば良いの?」など、ただおうちのお手伝いをするだけだと思っていました。しかし、本当のねらいはそこではありません。
例えば、「皿洗いは大変だなあ」と誰しもが1度は思ったことがあると思います。SAでは皿洗いが大変だと感じる原因を見つけ、皿洗いが苦にならないようにするにはどうすればよいかまで考えて解決していきます。
皿洗いが大変だと感じる原因は食卓に並ぶお皿の枚数が多く、単純に量が多くなることが考えられます。原因が分かれば解決策を考えることができます。本当のねらいはお手伝いからさらに1歩踏み込んで、問題の解決を行うことであり、生徒は1学期間必死に考え解決してきました。


1学期の最後には、実践してきたSAの中で一番うまくいったものを発表しました。さまざまな視点から問題を見つけ解決してきました。
<SAを一部抜粋>
- ・お父さんがリビングで寝てしまって、お母さんが困っているからお父さんがリビングで寝ない方法を発見する
- ・野鳥が家のベランダを汚すから、汚されないためのDIYを行う
- ・兄弟げんかが多いから仲の良い兄弟になる方法を追求する
SAは教科で学んだ知識や、スキルを社会に役立つ活動に結びつける重要な機会です。
これから3年間ボランティア活動や地域社会のプロジェクトに参加し、他者への奉仕を通じてリーダーシップや協力のスキル、社会的責任を果たす姿勢を身につけることを目指します。今後も継続的な奉仕をとおして、学びを深めてほしいです!



