
「10の学習者像」について考えてみよう!
2024年12月16日
国際バカロレア(IB)の使命は、
多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成です。
この使命を具現化したものに、「10の学習者像」があります。
生徒達は、日々の授業や学校行事などさまざまな機会に、この学習者像を意識しながら取り組んでいます。

「学習者像」について考えた時間の、2年2組の様子です。
4~5人組の小グループに分かれ、「グループの仲間の普段の様子から、どの学習者像に一番近いか」をグループ内で話し合い、本人に伝え合う、という活動を行いました。
- 「Kさんは配りものなど、クラスのためにできることを考えて率先して取り組んでくれているので、『考える人』だと思うな!」
- 「M君はいつも、サッカーノートを丁寧に書いて毎日の練習の振り返りをしているから、『振り返りのできる人』だと思うよ!」
- 「W君は授業の中で積極的に発表したり、みんながためらうことでも勇気を持ってチャレンジしたりしているから、『挑戦する人』だよね!」
- 「Sさんは男子・女子関係なく、誰とでも分け隔てなく話ができるのはすごいと思うな。コミュニケーションができる人、だね!」
仲間から“この学習者像に近いよ!”と言ってもらえると、自分を褒めてもらっているような感覚で、嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような気持ちになったようです。
自分の特性をより意識化し、更に高めていくきっかけにつなげていくことに期待しています。
10の学習者像、すべてをバランスよく磨いていくと、とても素敵な人物像になりそうですね!
あなたは、どの学習者像により近いですか?
これから、どの学習者像を高めていきたいですか?
これからの生徒達の成長が、楽しみです!

自分の学習者像を書いた名札を持って
はい!チーズ ちょっと誇らしげな様子!?
