
中学1年生「SEL」の学習を始めました
2025年06月30日
今週の道徳は、初めてのSEL(“Social Emotional Learning”=「社会性と感情の学習」)に取り組みました。15人で半円形に座り、いつもと違う雰囲気に初めはソワソワした様子も見られましたが、導入の「静かな時間」で、これもまた普段の授業ではやったことのない活動をすることによって、みんなが落ち着き、表情もさらに柔らかくなったようでした。
今日のテーマは「やさしさを思い出す」。まず最初のアクティビティで、私たちはそれぞれ違った好みやアイデンティティーを持っているいっぽう、しあわせを望み、やさしさを好むことは全員に共通している願いであることを確認しました。それから自分の心に残っている経験を掘り起こし、絵に描いたり言葉にして友達に伝えたりして、共有しました。自分が感じたことを素直に表現できる雰囲気、友達の話を聞いてありのままを受容する雰囲気が広がっていたようでした。
〔生徒の感想〕
- ○「静かな時間」のとき、いつもとは違う新鮮で心の中が落ち着いた感じがしました。今日僕が描いた絵は、生きていて一番心に残った絵だったんだと思った。
- ○やさしさを感じたときのことを思い出したところで、今までたくさんのやさしさがあったなと改めて思った。だから、自分も誰かが困っていたり悩んでいたりしたときは、相手の気持ちに寄りそって「解決しよう!」という気持ちになって、実際に行動が起こせるような人になりたいと思った。
- ○みんな幸せになりたい→そうするには、優しく接してほしいということがわかった。

